早朝の有明海でノリ網を張る漁業者=14日午前7時ごろ、熊本市沖
(熊日記事掲載写真)
有明海、養殖ノリの種付け作業が14日未明、
熊本、福岡、佐賀の3県で一斉に始まりました
好天に恵まれた中、県内の18漁協、約370戸の漁業者が、
色鮮やかなノリ網を張って回ったと新聞にありました
種付けの時期は例年、海水温が23度を下回る10月中旬、
熊本市南区の天明漁港では川口漁協の漁船14隻が
午前6時ごろに続々と出港。
漁業者らは沖合約3キロにある漁場に着くと、
ノリ胞子を付着させたカキ殻付きの網(18メートル×1・8メートル)を
手際良く海面に広げていった。
熊本県は全国4位のノリ産地。
昨季の生産量はほぼ平年並みの9億1566万枚で、
販売額は98億2372万円だった。
(記事抜粋)
有明海に張られたカラフルなノリ網=14日午後、宇土市
(熊日記事掲載写真)
宇土市長浜町のミカン畑から見下ろす景色は
支柱の間に赤や青、緑色などのノリ網の
等間隔で並ぶ様子がなんとも美しく
ミカン畑の作業道や沿岸の防波堤には
県内外から写真愛好家が訪れ、
盛んにシャッターを切っていたそうです
今年は順調に冷え込み、気象条件が良いとのこと
ノリの摘み取りは11月中旬から始まり年3月ごろまで
極寒の海での作業です
今年2月にイケダ食品がお世話になる海苔業者さんにお願いして
海苔養殖の現場に船に乗せて頂いき、見学させて頂きました
海苔収穫の様子
海苔養殖の大変さを少しだけ感じる事ができた貴重な体験でした
毎日本当にご苦労様です、と思いました
豊漁や安全を願い、船上から海にお神酒をささげる姿は、
日本古来の自然に対する畏敬の念
生かされ恵を頂く感謝を忘れない心、大事ですね
海路口漁業の恵比寿様
今年の豊作を祈ります