くまもと「食」の大地 親善大使より

くまもと「食」の大地 親善大使より

我が故郷は緑なりき

 
私の住む熊本県は、世界農業遺産に選定された阿蘇山、
 
国立公園に指定されている天草など
 
山から海まで大自然に恵まれた地域です。
 
 
今年の初夏に訪れた天草で撮影
 
 
 
 
平安時代には、火の国転じて肥の国とよばれ、そのエリアは
 
肥後と肥前に渡る広大かつ肥沃な大地でした。
 
 
ですから、平安末期には、平清盛が肥の国の国司になるなど
 
中央政権にも馴染みのある地域だったのです。
 
 
熊本県の中でも、歴史的に特異な地域が人吉球磨地方になります。
 
というのは、鎌倉幕府が成立した際に
 
この地方に統治のために送り込まれたのが
 
源頼朝の御家人であった相良氏であり
 
明治維新までこの地方のお殿様であり続けたのです。
 
 
因みに、こうした歴史を刻んだ一族は
 
全国でも薩摩の島津氏、仙台の伊達氏を数えるだけなのです。
 
 
 
 
 この地方に流れる大河・球磨川の源流近くに水上村があり
 
週末家族と共に農家民泊してきました
 
周りは山また山、従って村民は極めて長閑な人達です
 
 
そこで出される料理は、今までの例として、天然の鰻、鮎、ヤマメ、
 
鹿肉、猪肉、採りたての卵などジビエ料理と言って良いものばかりです。
 
 
 
 
 
そうした魚や動物が日常生活の間近で手に入るというのですから
 
都会の人間としては感激します
 
 
そういえば、素麺流しは庭の竹を割いて樋を作り
 
これまた青竹の茶碗と箸で素麺を食べるのですから、もうたまりません
 
そういう宿ですから、森で拾って来たという鹿の頭の骨も恐ろしいというよりは
 
しっくりと周りの雰囲気に溶け込んでいます
 
 
 
 
アメリカの高名な女流画家である
ジョージア・オキーフの牛の頭の骨の絵をすぐに思い出しました。
 
 
 
 
 
帰り際には、5年連続となる来年のお盆休みの予約をしておきました。
 
私ども一家は、この地区で行われる村祭りの常連となっているのです。
 
我が故郷は緑なりき、なのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
読んで頂き有難うございました 
 
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