くまもと「食」の大地 親善大使より

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くまもと「食」の大地 親善大使より

新年明けましておめでとうございます

 
 
 
 
新年明けましておめでとうございます。
 
 
 
今年の干支の鳥に合わせた訳ではないのですが、
 
昨年末に熊本県産の赤鶏を使用した
 
「熊本城 復興祈念カレー」を新発売しました。
 
 
 
これは、昨年の熊本地震により甚大な被害を受けた
 
熊本城の復興を支援しようと企図したものです。
 
カレー1個当たり50円を熊本市に寄付するという趣旨に
 
多くのお取引先から賛同いただき
 
拡販に努力していただいています。
 
 
 
熊本城の復旧には20年の歳月と
 
約634億円の費用がかかる
 
という試算がありますが、
 
支援の輪が全国に広がることを祈っています。
 
 
そしてその第1回目の寄付として
 
弊社から50万円を熊本市に寄付いたしました。
 
 
 
昨年の地震では弊社も被害を受けたとはいえ、
 
比較的早く生産活動に復帰できたのは
 
ありがたいことでした
 
また、県外から多くの復興支援のご注文をいただき、
 
日本人の優しさを実感いたしました。
 
そうした事情の下で地震に襲われた故郷に
 
貢献したいと思ってきました。
 
 
 
地域の企業は地域から多くの恩恵を受けており、
 
地域と運命共同体的な性格を持っているからです。
 
そこでさらに寄付先の一つに
 
「熊本國際民藝館」を選び、
 
井上泰秋館長に100万円お渡しいたしました。
 
 
 
井上様は熊本が誇る伝統的な焼き物
 
「小代焼」の陶芸家でもあり、
 
私とも旧交のある方です。
 
柳宗悦氏の民藝運動の流れを汲む
 
「熊本國際民藝館」の
 
地震被害が大きかったことに鑑み、
 
その復興の一助になればと寄付を考えたのです。
 
 
 
 
形あるものは必ず形を崩すと思っていますが、
 
崩れる中から新しいものが
 
創造されることもよくあることです。
 
ただ一番怖いことは、人の心が荒ぶことかも知れません。
 
そうした世であっても、
 
美味しい物を食べると人間は幸せになれます。
 
弊社は今年も美味しい物を作り出すことに
 
喜びを見出しでいく所存です。
 
 
 
皆様にとりまして、新年が良き年になりますよう
 
祈っています
 
 
 
 
読んで頂き有難うございました 
 

春思

 
 
 
3月末の熊本県知事選挙は
 
三選を目指した蒲島知事が当選し、
 
県政の継続が約束されたことは嬉しい限りです。
 
蒲島知事より委嘱された
 
「くまもと「食」の大地親善大使」は、
 
投票日直前にあと3年の任期延長の話が
 
あったばかりでしたので
 
私としては蒲島県政の継続に
 
人知れずほっとしたのも事実です。
 
 
 
 
 さてあれほど大騒ぎしたTPP交渉は
 
アメリカ大統領選の争点になり
 
自由貿易反対派の候補が善戦しているため
 
その悪影響が心配な事態となっています。
 
つまりTPPの本家本元のアメリカ議会が
 
締結に反対する可能性が
 
高まっている訳で、日本はTPPを前提とした
 
国家戦略の練り直しを迫られるかもしれません
 
 
ただでさへアジアで政治、経済、軍事面で
 
影響力を増している中国に対して
 
日本はTPPとは別に対抗する力を見出せるか問われそうです。
 
 
 
 
 
 世界経済の話はさておき
 
我が熊本県のゆるキャラである「くまモン」の
 
認知度はアジアの近隣諸国に広がりつつあるようです。
 
 
台湾などで熊本フェアが開催されますと、
 
「くまモン」がパッケージされた県産品が数多く
 
輸出される回数が増えています
 
安心・安全で且つこだわりのある
 
日本の加工食品や農産物は輸出を
 
大きく伸ばすチャンスがありそうです。
 
 
 
 ただ日本の農業を成長産業にするには、
 
農業後継者の確保が最重要の課題です。
 
日本が高齢化社会を迎えたのはご承知の通りですが、
 
農業や水産業の従事者は、他の産業に比べても
 
急速な減少、急速な高齢化に襲われているからです。
 
 
私個人としては、農地法を改正して農地の所有価値から
 
使用価値への転換、専業農家への農地の集約、
 
そのための税制改正、耕作放棄地への
 
法人の参入要件の緩和などを是非
 
進めてもらいたいと願っています。
 
 
 
 これまでは企業性悪説を前提に
 
企業の農地取得は厳しく制限されてきましたが
 
それは税制上の厳しい制約があれば
 
予防できるのですから
 
農業の担い手不足の切り札として
 
個人でできない分野は
 
企業にカバーさせれば、日本の国土を守りつつ
 
産業としての農業を発展させることが
 
できると思っています。
 
 
 
読んで頂き有難うございました 
 

世界無形文化遺産「和食」

2014年に和食が世界無形文化遺産に登録されて、
早1年が過ぎようとしています。
 
 
 
 
日本人として誇りに思った出来事でしたが、
遺産登録に尽力された立役者の一人である
熊倉功夫さんの講演を聞いてゾッとしたことがあります。
 
それは、日本において伝統的な食文化が崩壊の危機にあるという話でした。
 
 
 とりわけ、味噌汁は絶滅危惧品種だというのです。
 
 
確かに、女性の社会進出によって食の簡便化が進んできました。
 
食の市場としては、外食と中食市場が大幅に伸長し、
巨大な産業に育ってきました。
 
忙しいお母さんは、出勤前に時間をかけて
日本の伝統食を作る時間は限られています。
 
お弁当向けの冷凍食品が増えていることからもそれは明らかです。
 
 
 
 
孫の食事態度を見ていると、暖かい具たくさんの味噌汁を、
もったいないことに食べ残すことがよくあります。
 
佃煮にいたっては、最初から食べようとしないのは、
幼児の時から洋食化に慣らされた舌のせいとしか思えません。
 
佃煮メーカーを経営している身としては、
考えさせられる若者の傾向です。
 
 
 
その熊倉功夫さんの講演で、面白い話を聞くことができました。
 
一汁三菜という形式は、平安時代にはすでに確立していたそうですが、
その汁もので使う具には上質の順番があるというのです。
 
そのベスト3は、①鶴 ②白鳥 ③雁です。
 
戦国武将であった織田信長か徳川家康かが、
 
「鶴を二羽贈ってくれたありがたい」
 
との手紙を書いているのを見たことがあります。
 
 
つまり、その頃から鶴の肉は貴重なものだったのでしょう。
 
 
 
ところで、現代では
鶴の肉を手に入れて食することは不可能なんだそうです。
 
それは、鶴が保護鳥であり、
万一交通事故にあってもその鶴は死亡原因の分析のために、
一般人には手に入らないからのようです。
 
 
まことに、和食は奥深い文化なのです。
 
 
 
 
 
 
 
読んで頂き有難うございました 
 

我が故郷は緑なりき

 
私の住む熊本県は、世界農業遺産に選定された阿蘇山、
 
国立公園に指定されている天草など
 
山から海まで大自然に恵まれた地域です。
 
 
今年の初夏に訪れた天草で撮影
 
 
 
 
平安時代には、火の国転じて肥の国とよばれ、そのエリアは
 
肥後と肥前に渡る広大かつ肥沃な大地でした。
 
 
ですから、平安末期には、平清盛が肥の国の国司になるなど
 
中央政権にも馴染みのある地域だったのです。
 
 
熊本県の中でも、歴史的に特異な地域が人吉球磨地方になります。
 
というのは、鎌倉幕府が成立した際に
 
この地方に統治のために送り込まれたのが
 
源頼朝の御家人であった相良氏であり
 
明治維新までこの地方のお殿様であり続けたのです。
 
 
因みに、こうした歴史を刻んだ一族は
 
全国でも薩摩の島津氏、仙台の伊達氏を数えるだけなのです。
 
 
 
 
 この地方に流れる大河・球磨川の源流近くに水上村があり
 
週末家族と共に農家民泊してきました
 
周りは山また山、従って村民は極めて長閑な人達です
 
 
そこで出される料理は、今までの例として、天然の鰻、鮎、ヤマメ、
 
鹿肉、猪肉、採りたての卵などジビエ料理と言って良いものばかりです。
 
 
 
 
 
そうした魚や動物が日常生活の間近で手に入るというのですから
 
都会の人間としては感激します
 
 
そういえば、素麺流しは庭の竹を割いて樋を作り
 
これまた青竹の茶碗と箸で素麺を食べるのですから、もうたまりません
 
そういう宿ですから、森で拾って来たという鹿の頭の骨も恐ろしいというよりは
 
しっくりと周りの雰囲気に溶け込んでいます
 
 
 
 
アメリカの高名な女流画家である
ジョージア・オキーフの牛の頭の骨の絵をすぐに思い出しました。
 
 
 
 
 
帰り際には、5年連続となる来年のお盆休みの予約をしておきました。
 
私ども一家は、この地区で行われる村祭りの常連となっているのです。
 
我が故郷は緑なりき、なのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
読んで頂き有難うございました 
 

熊本県調理師会会長 田代さん

 

一昨年に熊本県の蒲島知事より、県の
 
「くまもと「食」の大地親善大使」に
 
任命されたのは、私を含めて8人でした。
 
8人それぞれが業界を代表する人ばかりでした。
 
その中の一人が、和食の店「田しろ」のオーナー、
 
熊本県調理師会の会長を務める田代眞悟さんです。
 
 
 
 
 
 
 
 
当時は田代さんとは初対面だったのですが、
 
その後我が社の料理顧問みたいな立場になっていただき、
 
商品開発の面で味や作り方の指導をいただくことが
 
できるようになったのは望外の幸せでした。
 
 
 
イケショクHP お知らせ 和食セミナー
 
 
 
 
長年調理師一筋に歩んで来た方だけあって、田代さんの料理する時の
 
段取りや料理しながらの後片付けの美しさには、社員一同感激したものです。
 
そして、我が社の新製品が新しい味付けにより、
 
これまで以上にお客さまから評価されるようになったことを実感しています。
 
これからも、社外の多くの人からのご協力を得ながら、
 
他にない美味しい商品を作り続けていきたいと思っています。
 
 
 
 
 ご紹介『懐食 田しろ』 
 
 
 
和食、懐石・会席料理、郷土料理(その他)
熊本県 熊本市中央区 城東町 2-6 モアーズ3ビル 1F
 
 
 
 
 
読んで頂き有難うございました 
 
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